辞書から袋を考察する

お袋

母親のことである。古くは男女ともに、自分の母親も他人の母親も区別なく敬称として用いたが、現代では男性が自分の母親のことを他人に話すときに用いるように限定されている。
おふくろという言葉は古く室町時代から使われていたそうで、いくつかの語源があるそうだ。そんな中でも子宮のことを、ふくろと読んでいたことから、母親のことをお袋というようになったという説を支持したいものだ。有袋動物であるカンガルーやコアラが赤ちゃんをお腹の袋で育てる様を見ると、やはり母親はお袋という気がしてならない。
近年の芸能界を騒がせたニュースの中に、森進一の代名詞になっている持ち歌の「おふくろさん」を作詞家の川内康範氏から歌うことを禁止された。紆余曲折の末に今は歌えるようになったようだが、それは川内康範氏が亡くなった後のことで、本人からは許しがないままとなっている。歌の心とは裏腹に、おふくろさんに心配を掛けることになったのである。

2009年6月23日||トラックバック (0)

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袋熊とは

袋熊とは、コアラの別名です。熊という漢字が入っていますが、熊に分類される哺乳動物ではありません。コアラはオーストラリアだけに生息している動物です。同じオーストラリアに生息している動物で袋をもっているといえばカンガルーです。
実は、コアラはカンガルーの系統の動物なのです。正式な分類は、脊椎動物、哺乳綱、有袋上目、カンガルー目、コアラ属ということになります。簡単にいうと熊ではなくてカンガルーの仲間ということですね。コアラは見た目が愛らしいので、日本でも大人気ですが、世界でも人気者なんですね。この愛らしいコアラが1930年代に絶滅しかけたそうです。その原因は人間だったのです。毛皮を取るだけの目的で年間数百万頭も殺されてしまったのです。現在は保護されていますので、絶滅は免れたのですが、主食のユーカリの木が少なくなっているので、コアラが生活できる範囲は少なくなっているのです。
このコアラはユーカリの木の葉が主食で、一生ユーカリの葉を食べているのです。このユーカリの葉は栄養が少ないので、多少食べたところで、元気一杯活動できるほどのエネルギーを生みません。そこでコアラは1日の内の20時間を寝て過ごしているのです。じっとして寝ていれば無駄な体力を消耗しません。そしてユーカリの葉には毒性があるので、他の動物が食べないのです。つまり食べ物を横取りする相手がいないのです。
ゆっくり食べて、ひたすら寝る、それがコアラです。

2009年6月19日||トラックバック (0)

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